クルマ

久しぶりのサーキット

数年ぶりにサーキットへ足を運んだ。アマチュアレースへ参戦している友人から声がかかり、スタッフとして参加することになったのだ。

レースに出るクルマはアルファロメオ。僕自身も以前に乗っていたモデルなので特別な思い入れがある。「アルファロメオでレースをする」という重みや悦びを胸に、早朝からサーキットへ向かった。

サーキットには独特の空気がある。クルマが本来持っていながら、普段の街乗りでは発揮できない物理的な潜在能力を、ドライバーの力で解き放ってあげる解放区。オイルの焼ける香りと、ちょっと濃い排気ガス。低く構えたクルマたち。

勝ちを意識して走るのは当然だが、まぁ、勝っても負けても一番楽しんだものが本当の勝者だったりするのが草レースの醍醐味。「レーシングドライバー」気取り、「ワークスチーム」気取り、その気分が大事なのだ。

あいにくの悪天候の中、アクシデントやトラブル、クラッシュまで起きてしまい、最後はちょっと重い空気でゴールを迎えた。とはいえ、文句を言っても始まらない。次また頑張ればいいだけだ。
雨のレースは学ぶことも多く、いい経験になった。

それにしてもアルファロメオで走るのは気持ちがいい。「赤いアルファ」は街で乗るのはカッコ悪いと思っているが、サーキットではやはり独特のオーラがある。

別のセッションで、ドライバーではない僕にステアリングを握る機会を与えてくれた仲間に感謝。久しぶりに熱くなった10ラップでした。

ひそかにGTV 2.0 TwinSpark

bjnpph6b.JPGアルファGTVに2リッターツインスパークモデルが追加! 大々的な告知はされていないみたいだが、確かにある。すごい。JTSではなく、TSユニット!

日本に導入されるグレードよりひとつふたつ下の排気量×左ハンドル×マニュアル=最良のアルファ、の鉄則を満たすモデルが正規輸入で買えるのだ!しかも396.9万円というバーゲンプライスで。

GTVのデビュー当時、日本に導入されたのは2リッターV6ターボ。その後NAの3リッターV6にバトンタッチし、右ハンドル化を経て現行の新顔+3.2リッターへと続く。つまり常に鼻先には重くてデカイユニットが載っていた。
しかし、濃いアルフィスタの間では、本国仕様の2リッター・ツインスパークを積んだものこそベストバランスモデルだと言い伝えられてきた。

過去に並行輸入のGTVツインスパークを運転する機会に恵まれたことがある。理論上は、鉄屋根のスパイダー。平易に言ってしまえばスパイダーは運転していてとても楽しい。屋根が開く・開かないを無視したとしても、クルマとしてのバランスが素晴らしい。無理がない。そこに快感がある。が、それにも増して、ボディが違うとこうも違うかという新鮮味と、鼻が軽いことの恩恵を感じることができた。短い時間だったが、即座に欲しいクルマリスト入りを果たした。

想像してみてください。エンリコ・フミアの手によるあの美しいボディの下に、軽く吹け上がるツインスパークユニットを隠し、フロントヘビーと無縁にワインディングをヒラリ、ヒラリとこなしていく姿を。

確かにエンジン単体の官能度で判断すれば、あのV6に勝るものはない。しかし贅沢を言うならばツインカム化されてからのサウンドや特性は、SOHC時代のそれには及ばない(と個人的に思う)。さらに重さや燃費、メンテナンス面、そして価格まで考慮すると、TS搭載モデルは「おいしい」。

気になる装備は・・・ASR、レザーシートが省かれ、ホイールは156でお馴染みの穴開きタイプ(でも17インチ)に。そして極めつけは「フロント・リアスポなし」。

これはすごい。ついに来た。本国の在庫処分と聞いたが、そんなことはどうでもいい。泣きそうだ。青が欲しい。本当に欲しい。一番欲しい・・・。

FIAT NUOVA PANDAに乗った

p7cm6oye.JPG 「あるわよ。今ならそうねぇ、プントと、それからパンダね。あ、ごめんなさい、プントは出ちゃったんだわ」
イタ車ある?という質問に対し、AVISのスタッフはそう答えた。
 「パンダって、ヌォーヴァ・パンダ?」
 「そうよ、まだ下ろしたてよ」
 「じゃあそれにします」

イタリア旅行では意地でもイタリア車を借りたかった。が、数ヶ所あたってみても「イタ車はないよ」というところが多く、半ば諦めかけていた。そして4軒目、やっとイタ車があった。

長距離移動が前提だったので、ちょっと奮発してアルファ156やランチアリブラあたりを借りたかったが、まだ日本で見たことすらない新型のパンダに乗れるならば、と即決した。

薄く明るい黄緑(Verde Gaucamole;ガウカモーレグリーン?)のパンダは、妙に背が高くてちょっとブサイク。ドアを開けるとお決まりのフィアットの香りが。ちょっと甘くてシンナーっぽいその香りはなんだか安心する。
キーを捻ると、聞き慣れた音がする。まさにスーパーFIREの1000か1100だ。旧プントのCVTとまったく一緒。新鮮味はないが、安心。

走り始めてもまったく違和感がない。クラッチのミート点、アクセルペダルのレスポンス、ブレーキの効き加減。どれも典型的なフィアットそのもの。ウーノ、ティーポ、旧パンダと乗り継いだ僕は手放しで受け入れるタイプの実用車だ。フィアット党ならみなそう感じるだろう。また小物入れやスイッチ類といった手に触れる部分の使い勝手は本当に秀逸で、直感的にあちこちの利便性を享受できた。さすが実用車のフィアット!と感心しながら南イタリアの田舎道を走り続けた。

ただ、2日で500km以上走ってみて、いまどきのクルマらしさが感じられなかったのは残念。とにかく安定感に欠ける。アウトストラーダでの移動が大半を占めたが、130km/h以上出す気にならない。車線変更で足がグラつき、お釣りが来るので、不安感を拭えない。いくら普段ルノーの異常に出来のいい足に慣れてしまっているとはいえ、いくらパンダが最小クラスのリッターカーだとはいえ、こっちの人の常用速度域と競合車の出来栄えを考えれば、もっとキャパシティの大きなシャシーなりサスペンションを与えてもいいはず。

これでは、買えない。予算をちょっと増やしてプントを買う。

パンダからはフィアットからのメッセージが伝わってこなかった。経営が苦しいのはわかる。でも2003年デビューのクルマがこのレベルではシェア回復は望めないだろう。ルノーが今の勢いで新型トゥインゴを出してきたら、太刀打ちできないのは目に見えている。
世紀の名車の名を冠するクルマだけに、過度の期待をしてしまうものだ。

それともたった3日、500km走っただけで評価しようとするのが間違いなのか? 5年、10年と使い倒して初めて輝くクルマなのか? それはそれで素敵なことだが、8日間の滞在中、街中で見かけた新型パンダはほんの数台しかおらず、目を疑った。本当に。旧型パンダは本当に腐るほど走っているのに・・・。

とはいえ、いつか日本でこのパンダが輸入されたら、もう一度ちゃんと乗ってみよう。あの使い勝手のよさは驚愕だったから。それにあんまりよくできすぎたら、FIATじゃなくなってしまうから。

FIATPANDA.IT

バッテリー死にました

バッテリーが上がった。

1ヶ月くらい前から、始動セルの最初の一息がほんの一瞬ためらうような症状があった。
でもほんの一瞬のことであり、問題なく始動するので「まぁ、冬だし、こんなもんかなぁ」としか思っていなかったのが命取りだった。

夜10時、ちょっと出かけようとクリオのキーを捻ったが、

「クッ・クッ・クション・・・・・・・」

である。あーやってしまった。新車から2年半も頑張ったのだからバッテリーに罪はない。おまけに自宅駐車場。不幸中の幸いだ。
でもどうしてもクルマで行かなくてはならない場所がある。ルノーアシスタンスもアクサダイレクトのサポートも無料で来てくれるけど、呼んでから到着まで1時間はかかるなぁ。そんなの待ってたら深夜になっちゃうなぁ。

困ったときは友人である。
家から10分弱の距離にあるシトロエンディーラーで働くメカニックにTEL。

「まだ工場っすか? もしそろそろ帰るところだったら、バッテリー持ってきてくださーい」

20分後、バッテリーを外し終わったところにC5ブレークが到着。

「高いよー、深夜出張料とるぞー」

と言いながら、たった2分で交換完了。

「下取りのクリオRSをチラッと見て、予習してきたからよぅ!」

どうりで持ってきたソケットが必要最低限の7mm・13mmだけなわけだ。さすがプロである。

「5万でいいよ、5万なっ!」

そう言い残してC5ブレークは闇に消えて行った。

教訓:怪しいと思ったらさっさと換えなさい、2年経ったバッテリーなんて。

はじめての故障。

ルノークリオ、初めて壊れました。

登録後2年半、走行17,000km。信号待ちでアイドリングがグググと下がりました。あーあ、1発死んだ。

幸いルノーのお店まで1kmほどのところを走行中だったので、そのままルノー店へ。

飛び込みだったけれど、その場で診てくれました。症状を話すと、「あー、コイルかも。よくあるんです」との返事。診断の結果、やはり1番のイグニッションコイル不良と判明。

2時間ほどで部品が届く(さすが日産、1日数回、定期便が来るらしい。)そうなので、近くで食事と買い物をしてくることにした。

そして2時間半後、無事に復活。

ついでにNEWメガーヌ「2.0プレミアム」に試乗。なにがすごいって、「表面がラバーコーティングされて手触りがヌメっとしたプラスティックパーツがインテリアに多用されている」こと。かなりの高級感です。

肝心の乗り味はというと、205/50R17なんていう太くて薄いタイヤのせいか、硬すぎる気がした。195/65R15を履く1.6のモデルに乗ってみたいなぁ。やっぱ上級グレードはダメだなぁ、ラテン車。

だが、ハンドリングはスバラシイ。手応えが重く、路面の情報がしっかり伝わる。さすがだ。

そういえばアルファ147も1.6の5ドア・MTが出るんだっけ。そりゃ買いでしょ。
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