オーバーエイジの選考や最終選考の親善試合あたりでにわかに壊れ始めた山本監督。崖っぷちのイタリア戦でついに爆発。
先発から那須を外したにもかかわらず、前半で立て続けに失点すると、18分足らずで徳永を下げ那須を投入。あららららら。
左SBに入った那須は何度も鋭いオーバーラップを見せ、攻撃の起点となった。まるでドゥトラ! 初戦の悪夢はすっかりリセットしたようだ。
2点先制された時は誰もが大量失点での完敗を覚悟しただろう。しかしその後は日本ペース。引いて守るイタリア相手に、果敢に切り込んでいく松井、田中達也、高松、そして大久保。とりわけ大久保のドリブルは圧巻だった。鹿島の鈴木なら10回は倒れていたであろうディフェンスをくぐり抜け、神がかりな突破を見せた。鳥肌。
しかし、キーパーが上手すぎた。そして日本の攻撃はあと一歩の精度を欠いた。いくら崩して攻めても点が取れない。そんな「もどかしい日本ペース」のまま、終盤へ。
ロスタイムに入るか入らないかのタイミングで得たフリーキック。阿部が蹴り、高松が押し込む。1点差まで詰めた。ボールを拾ってリスタートへ向かいたい日本だが、イタリアの選手がそれを阻み、小競り合いに。エキサイトするトゥーリオと茂庭の襟首を両手で一人ずつ掴み、思い切り引っ張って自陣に引き戻したのは、やはり那須だった。さすが教育指導係。
ロスタイムは3分だったが、うまく球を回されて終わった。山本ジャパン、予選リーグ敗退。
イタリア相手にこれだけやれたのは予想外の大健闘だった。しかし、だからこそ疑問は残る。私情に満ちたオーバーエイジ選考の結果がどうだったかはは言うまでもない。一時期、ジーコの後は山本、なんて意見もあったが、今やありえない。真剣勝負に挑む指揮官は冷徹な判断を下せる人間がふさわしい。トルシエの異次元っぷりが懐かしい。
そんなことを考えたとき、フランス98でカズと北澤を最終メンバーから外し、帰国させた岡田武史を思い出した。那須を育てた、まさにその人である。
先発から那須を外したにもかかわらず、前半で立て続けに失点すると、18分足らずで徳永を下げ那須を投入。あららららら。
左SBに入った那須は何度も鋭いオーバーラップを見せ、攻撃の起点となった。まるでドゥトラ! 初戦の悪夢はすっかりリセットしたようだ。
2点先制された時は誰もが大量失点での完敗を覚悟しただろう。しかしその後は日本ペース。引いて守るイタリア相手に、果敢に切り込んでいく松井、田中達也、高松、そして大久保。とりわけ大久保のドリブルは圧巻だった。鹿島の鈴木なら10回は倒れていたであろうディフェンスをくぐり抜け、神がかりな突破を見せた。鳥肌。
しかし、キーパーが上手すぎた。そして日本の攻撃はあと一歩の精度を欠いた。いくら崩して攻めても点が取れない。そんな「もどかしい日本ペース」のまま、終盤へ。
ロスタイムに入るか入らないかのタイミングで得たフリーキック。阿部が蹴り、高松が押し込む。1点差まで詰めた。ボールを拾ってリスタートへ向かいたい日本だが、イタリアの選手がそれを阻み、小競り合いに。エキサイトするトゥーリオと茂庭の襟首を両手で一人ずつ掴み、思い切り引っ張って自陣に引き戻したのは、やはり那須だった。さすが教育指導係。
ロスタイムは3分だったが、うまく球を回されて終わった。山本ジャパン、予選リーグ敗退。
イタリア相手にこれだけやれたのは予想外の大健闘だった。しかし、だからこそ疑問は残る。私情に満ちたオーバーエイジ選考の結果がどうだったかはは言うまでもない。一時期、ジーコの後は山本、なんて意見もあったが、今やありえない。真剣勝負に挑む指揮官は冷徹な判断を下せる人間がふさわしい。トルシエの異次元っぷりが懐かしい。
そんなことを考えたとき、フランス98でカズと北澤を最終メンバーから外し、帰国させた岡田武史を思い出した。那須を育てた、まさにその人である。